新光メキシコ・ペソ債券ファンド(毎月決算型)

「新光メキシコ・ペソ債券マザーファンド」を通じメキシコ・ペソ建てのメキシコ国債や国際機関債などに投資し、安定した収益の確保と投資信託財産の成長を目指す。ポートフォリオの構築にあたっては、ファンダメンタル分析やマクロ経済分析を行い、金利動向、流動性などを勘案し、銘柄、比率を決定する。原則として、為替ヘッジを行わない。

ファンダメンタル分析

ファンダメンタルズ分析は、財務状況や業績をもとにして、企業の本質的な価値を分析する方法です。会社の価値に対して株価が割安か、今後の成長が見込めるかを推測し、割安だったり成長が期待できるなら株を買います。

http://www.daiwa-am.co.jp/system/files/report/report_%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88_20170201_66235.pdf

メキシコ・ペソは、短期的には、米国の保護主義的な通商政策や壁建設を懸念し、下落する可能性がありますが、ト ランプ大統領の通商政策や財政・金融政策をにらみながら、推移するものと見込みます。現時点では、トランプ大統 領が打ち出す政策の実現性や政策効果が、メキシコ経済に与える影響は不透明です。ただ、その不透明感を嫌気し、 自動車メーカーをはじめとした企業などのメキシコへの直接投資が鈍る可能性には注意が必要です。 メキシコ政府は、この度のメキシコ経済の不透明感の高まりに対し、経済ファンダメンタルズの改善に向けて、さまざ まな政策や対策を講じているほか、主要貿易相手国である米国との関係改善も模索しています。また、メキシコ中央 銀行の利上げや為替介入による対応は今後も続くことが予想され、メキシコ・ペソの下支え要因となる見込みです。 中長期的には、プライマリー収支の黒字を目指すなど財政健全化姿勢を維持しているため、原油依存からの脱却 をめざす構造改革の進展と併せ、メキシコ・ペソはファンダメンタルズに照らして適正な水準で推移するものとみてい ます。

 

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