楽天の基本情報
ネット通販楽天市場が有名。金融として楽天銀行、楽天証券、それに電子マネーも持っています。楽天トラベルなどのOTA。そしてダメ押しの19年に携帯電話事業参入へ。
携帯事業参入の費用負担増が嫌気され、さらに携帯サービスインも遅れ、総務省からの指導もあって、ズルズル株価が下げていました。
最近ちょっとだけ株価が上がってきています。
自己資本比率
8.0%
なんとも低い。銀行なので、個人が預けているお金も総資本に含まれてしまうので総じて銀行業は自己資本比率が下がってしまいます。
キャッシュフロー
営業CF 3,183 (1,456)
投資CF -2,862 ( -675)
財務CF 4,583 (2,084)
現金等 14,785 (9,902)
営業CFとは、本業による収入と支出の差額。プラスなので本業が順調。
投資CFとは、固定資産や株、債券などの取得や売却をした時の現金の流れ。投資負担が大きくなっている。
財務CFとは、キャッシュ(お金)の不足分をどう補ったかの指標。お金を借り入れていてプラス。
フリーキャッシュは前の期と比べて上がっている。これは安心材料です。
お金も借り入れていますが、現金等もかなり増えています。
2019年12月期本決算は赤字
19.12
売上高 1,263,932
営業利益 72,745
利益 -31,888
1株益(円) -23.6
3Qで米国のリフト株の特別損失約1000円億円を計上で赤字
まとめ
直近の決算は2月13日発表の本決算 、経常利益: -44,558 百万円(税前利益)
今後、携帯事業の設備投資にどれくらいかかるのか。赤字幅がどれくらいになるのかがポイントになりそうです。