楽天の株価下落 どうなる今買い時?

イラスト 楽天

今年の大幅損失

楽天にはやられました。

大幅に損失出しています。1,223円の時に手を出してあれよ、あれよという間に900円を切りそうなところです。

大幅下落の原因

・携帯通信事業遅れ
・3Q決算赤字転落
・ヤフーとLINEの経営統合
・筆頭株主であるリフト社株価暴落

このまま保有していて大丈夫なの?と思えるような状況になっています。悪材料のほうが多い。

今後の見通しについて

携帯事業を持っておきたいという部分は私的には評価できます。今の時代携帯を通して、銀行・買い物・検索など何でもできてしまいます。となると、その基盤になる携帯事業を持っているというのは大きい事です。

ただ、これを進めるための設備負担が嫌気され、株価が急激に下がっている現状がありますね。

金融事業堅調

楽天カード

売上収益+22.4%

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楽天銀行

売上収益 +7.2%

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800万口座突破

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モバイルテクノロジー

楽天の持っているモバイルテクノロジーには可能性があります。

エンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークのデータ通信

つまり、利用者と利用者が直接つながってデータ通信を行うという事です。これをソフトウェアとクラウドを利用して行うので、ハードウェアに引きずられない仕組みを作ったという事になります。

あとは基地局を作っていくだけ。そこまできているというのがなんとも魅力的に感じます。

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クラウドのスケーリングによって規模の問題は解消できますし、ハードウェアの開発や工事にかかる期間は最小限・もしくは必要なく、ソフトウェアの変更のみで機能向上が望めるという仕組みだと思います。

今現在はお荷物分野ですが、すごく将来性を感じます。

物流戦略

Rakuten SUPER LOGISTICS

Rakuten EXPRESS

自前で物流システムを持ち、物流コストを下げる。

業績ハイライト

売上高自体は14.7%増

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リフトの株価が下がり、約1,030億円の損失を計上

コアビジネスはすべて売上収益など好調。

まとめ

決算資料

赤字計上の理由は、Lyftの株価低迷により、1,028億円の減損損失を計上したことです。また、それに加えて、モバイル基地局設置が遅れている事、モバイル基地局設置に巨額投資が必要な事です。

売上収益 905,781百万円(9,057億円) 前期比14.6%増

四半期利益 -14,117百万円(-141億円)

つまり、増収減益です。

この増収をどう見るか、金融関係が好調で、テクノロジーがしっかりしている楽天の将来性はどうか?が判断のポイントになりそうです。

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