楽天 (4755) 買いますか?2020/12月期第1四半期

楽天

楽天の基本情報

ネット通販楽天市場が有名。金融として楽天銀行、楽天証券、それに電子マネーも持っています。楽天トラベルなどのOTA。そしてダメ押しの19年に携帯電話事業参入へ。

携帯事業参入の費用負担増が嫌気され、さらに携帯サービスインも遅れ、総務省からの指導もあって、ズルズル株価が下げていました。

最近ちょっとだけ株価が上がってきています。

第1四半期は353億円の赤字

楽天は2020年5月13日、2020年12月期第1四半期決算を発表。営業収益は前年同期比18.2%増の3314億円と増収を達成したが、営業損益は241億円の赤字(前年同期は1136億円の黒字)、最終損益は353億円の赤字(同1049億円の黒字)に転落した。

楽天、第1四半期決算は353億円の最終赤字–モバイル事業への投資などが重荷に

やっぱり、モバイル事業への投資重いんですね。

それに、物流事業への投資も重なって最終損益で赤字を出しています。

2020年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

心配していた基地局は順調に建設が進んでいるようです。3月末時点の計画は3,432を予定していましたがそれを大きく上回る4,738基地局からの電波発射が完了しています。

さらに契約締結基地局数も4,555と、2021年3月期には人口カバー率70%をうたっています。

他キャリアと比べて料金と、使えるデータ量から、かなりコスパが良くこれからくる5Gの時代には利用は増えるのではないかと思えます。

楽天モバイル、スマホ対応周波数の無断変更

またやっちゃいました。

周波数無断変更で、総務省が報告要求です。

せっかく基地局が順調に設置され、Rakuten Miniを1円で投げ売りし、1年使い放題プランを無料にするなど、華々しいイメージを持っていたのに。また悪評につながるニュースでとっても残念です。

自己資本比率

7.2%(8.0%)

なんとも低い。銀行なので、個人が預けているお金も総資本に含まれてしまうので総じて銀行業は自己資本比率が下がってしまいます。

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