楽天
とりあえず、損失を増やしてます。純利益からみなら、昨年の倍以上の損失です。
ただ、少しずつ株価は上がっています。
楽天モバイルの弱みは、プラチナバンドを持っていない事。これが、楽天は電波が入らないと言われる原因になっています。
楽天モバイル、プラチナバンド再割り当てに関する報告書案に「主張が概ね反映された」とコメント
楽天モバイル、プラチナバンド再割り当てに関する報告書案に「主張が概ね反映された」とコメント
総務省の報告書案が、楽天モバイルプラチナバンド取得に有利に働きそうだという見方が強い事が、今回株価が上がってきている原因でしょうか。
楽天シンフォニーは、基地局を含めた完全仮想化ネットワークを構築する仮想化通信技術で、これを海外に輸出するインフラ輸出ビジネスの受注額が31億ドルに上っています。
この辺も好感されているのではないでしょうか。
極楽湯
2022年3月第二四半期と比較すれば、赤字額は減っているわけですが、それでもまだ赤字から脱出できていません。
継続企業の前提に関する注記も出ており、予断を許さない状況でもあります。
債務超過解消に向けた取り組み
- コラボイベントの実施強化
- 2022年9月に全国平均で50円値上げ
それ以外は進捗中で、イマイチな感じもしますね。株価は安くなっていますが、今後のコロナの動向と物価高、特に円安による資源高も影響を受けていてなんとも先行きが見えない状況です。
KDDI
売上高は上がって、利益は下がっています。
- 通信障害
- 燃料高騰による減益
通信障害の時にも株価は下がっていませんでした。今日は11/15は大きく下げてましたけど、何で下げるんだろう。よく分かりません。
とりあえず、業績もいいし、配当も1株あたり135円予想だし、何も文句ありません。
オリックス
とりあえず業績は昨年より下げています。
配当予想は85.6円で前年同様、また自社株買いも行うという事で特に問題がなく、徹底的に保持していきたい銘柄です。
法人営業・メンテナンスリース:前年同期に投資先の評価益を計上した反動により減益
不動産:前年同期は利益が上期偏重だったことにより減益、運営事業は回復傾向
保険:運用収益は堅調だが、コロナ給付金の支払いが増え減益
銀行・クレジット:銀行は前期の一時的な利益の反動、クレジットは新商品の広告宣伝費増で減益
ORIX USA:前期にPE事業で売却があった反動に加え、Lumentの収益が減り減益
ORIX Europe:株式市場が下落した影響でAUMが減少し減益
この中でも大きいのが
- ORIX USA
- 保険
- ORIX Europe
保険は上期がコロナ影響の底との事で、これから保険業は上向いていくはず。米国は不透明な環境が続いているようで、アセットマネジメントを推進という事ですけど、米国の経済状況次第って事でしょうか。ここはちょっと上向くか不安が残ります。ヨーロッパの株式市場が下落した影響で、運用資産残高が減っているという事で、これもヨーロッパの景気次第です。