高配当で人気の三菱ケミカルは買ってもいいの?今買い時?

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情電・ディスプレイ関連製品、高機能成形材料、高機能ポリマー、
MMA、石化製品、炭素製品、産業ガス、医薬品等、非常に多岐に亘る事業を行っている会社で、化学分野では国内1位、世界6位の会社です。

高配当が特徴

ここ最近では100株あたり、40円と、かなり高配当です。100株60,000円で購入出来て40円と、配当性向6.6%と高い配当が見込めます。

自己資本比率

25.7%

40%以上が優良とされる自己資本比率ですが、25.7%だと可もなく不可もなくです。

株主優待

三菱ケミカルは株主優待はありません。

業績

売り上げはコロナ発生前から落ちているのが現状です。前年四半期利益と比較しても21%ほど収益が下がっています。

流動比率

流動資産とは一年以内に現金化される資産で、流動負債とは一年以内に支払期限の到来する返済義務です。

106.38%

すぐすぐ倒産という事はありませんが、コロナの影響が1年続くとかなり苦しくなってくるのではないかと思います。

キャッシュフロー

営業CF 4,155 ( 3,979)
投資CF -8,950 (-3,359)
財務CF 5,190 (-1,505)
現金等 3,215 ( 2,776)

営業CFとは、本業による収入と支出の差額。プラスなので本業が順調。

投資CFとは、固定資産や株、債券などの取得や売却をした時の現金の流れ。

財務CFとは、キャッシュ(お金)の不足分をどう補ったかの指標。お金を借り入れていてプラス。

フリーキャッシュは前の期と比べて上がっている。

業績・財務ハイライト

営業キャッシュフローはここ直近でも毎期マイナスになる事がありません。

業績・財務ハイライト

数年を通して見ても、営業キャッシュフローは順当に増えており、投資活動もしっかり行っている事がうかがえます。

景気敏感株

今後の景気によって、売上や収益が上がるかが決まる景気敏感株です。コロナが長引けば間違いなく厳しい状況になると思います。この中で、減配などになればまた株価は下がるのではないかと思います。

事業説明会資料より

コロナがこれだけ深刻になる前の事業説明会資料から、今期はかなり利益が下がっている事が分かりますし、さらに下押しする事も予想でき、コロナが続けば2020の目標を達成するのは到底難しい話ではないかと思います。

まとめ

このコロナ環境が続いたとしてもすぐに会社が傾くという事はないでしょうが、景気に敏感なので業績が低迷するのは目に見えていると思います。そうなると、業績低迷すれば株価は下がりますし、配当も減配という形になって、さらに人気のない株となって株価が下がる事も予想できます。

株価は下がっていますが、積極的に買っていこうというのはちょっと勇気がいります。

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