クオカード優待が100株で4,000円分
クオーカードが100株あたり3,000円分もらえ、1年以上保有で4,000円分もらえる原田工業があります。
株価の動き
本年1,431円まで高騰した株価が現在848円のバーゲンセール状態です。
自己資本比率
39.5%
40%以上が一つの目安です。39.5%あるので倒産しにくい企業といえると思います。
自己資本は、返済義務がありません。会社の信用の指標にもなり銀行からのお金も借りやすく倒産の可能性が低くなります。株主からの拠出資本と、企業が稼ぎ出した利益の内部留保とで構成されています。自己資本が多い会社は過去の利益の蓄積が多いという事も意味します。
有利子負債
12,478,000,000円
有利子負債依存度
36.2%
40%を切っているので、安全水準です。50%付近になると利払いによる圧力が強まり危険ゾーンに入ると言われています。業界によって依存度の水準は変わります。また、どれだけ売上をあげているか、経常利益が出ているのかによっても見方が変わります。
有利子負債依存度(%)= 有利子負債 ÷ 総資産 ×100
経営において、借金は絶対悪という事ではありませんが、あまり多いのも好ましくないです。事業規模が大きくなり、利益が出しやすい環境が手に入るわけですが、利子負担が大きくなり、総資産利益率が低くなります。金融機関の意思に左右される経営を行わなければならなくなるのもデメリットです。
キャッシュフロー
営業CF 2,697 ( 2,195)
投資CF -624 (-1,376)
財務CF -845 (-1,299)
現金等 6,314 ( 5,187)
営業CFは、会社が1年間で得たキャッシュ量を表します。これがマイナスだと借入金の返済や、新規の投資はもちろん、営業能力を維持するにも借入金に頼らざるを得ない状況です。投資キャッシュフローは投資活動で生じたキャッシュの増減で、現業を維持するため固定資産取得・売却がここに入ります。通常マイナスになる値ですが、長期間マイナスが続いているようだと危ない会社です。
財務CFは、お金の不足分をどう賄ったかが分かります。借金を返済するとマイナス、資金調達すればプラスです。優良企業はマイナスですが、金融機関に返済を求められてマイナスという事もあり得ます。成長を目指す会社はプラスになる事も多いです。
現金は前の期との比較でプラスになっていれば金回りが順調、経営状態も良いという事になります。
良い指標が出ています。
長期計画
車載アンテナビジネス分野に特化し、グローバル提案型企業への進化を目指します。専業でいく考えです。
EVとのからみ
自動車業界はこれからすごい勢いでEVへのシフトが起こります(起こっています。)ただ、ラジオを聴くための車載アンテナはガソリンエンジンからEVへシフトしても需要は減りません。今後中国を含め世界的視野における自動車の生産台数は今後着実に伸びていくことが確実です。特に、BRICsやASEANのような新興国は大きな市場に成長しています。
原田工業の強み
世界で唯一グローバルネットワークを持つ車載アンテナ専業メーカー
通信に欠かせないアンテナ技術
インターネット接続時に利用されるアンテナは、スマホおよびスマホ基地局を含め発展分野です。さらに自動運転自動車、GPSアンテナ、ネット接続用アンテナなどを考えるとこちらもかならいの拡大が見込める分野ではないかと思います。ただ、この分野をてがけているのかどうかについては原田工業のホームページに明確な記載はなく
[browser-shot url=”http://www.harada.com/jp/ir/individual/about/index.html” width=”600″ height=”450″ target=”_blank”]
沿革の中に少し記載がある程度です。今も作ってるのかな?ここが明確だとめっちゃ買いたいのですが。
ヨコオと仲が悪い
ヨコオは車載アンテナ部分で競合する会社です。ヨコオの方が手掛けている範囲も広く総資産が少し上回っています。売上高、利益も若干ヨコオが上回っている程度ですが、車載アンテナ部分では原田工業がトップシェアです。この会社同士、知的財産権について訴えたり・訴えられたりで。
2012年10月
原田工業がヨコオをラジオ受信性能を実現する「LPA」の特許に侵害しているとして、東京地方裁判所に提訴。
2015年8月
原田工業がヨコオを絶縁ベース上方に所定の条件でアンテナを配置することで、低背型アンテナ特性を向上させる技術において特許に侵害しているとして東京地裁に提訴
2017年1月19日
シャークフィンアンテナを巡る特許侵害訴訟、原田工業とヨコオが和解
2018年2月22日
2018年4月26日
ヨコオ、車載用アンテナに関する特許権侵害訴訟の提起について発表
買いますか?
裁判が落ち着いてから買いたいところですが、この提訴状況を含めてのバーゲンセールだと思います。裁判の方向性が落ち着くと株価も落ち着き上昇に転じるのでは?と解釈。裁判で敗訴すればさらなる落ち込みのリスクもありますが、現状の経営状況から倒産などの危機ではなく、今後の発展性の方にかけたいと思います。
急落要因
ヨコオとの裁判
今年の業績が会社予想を下回る
トランプ自動車関税
いまが底か?
PER 13.18 倍
PBR 1.35 倍
年初来高値 1,431
(18/01/24)
さて、今が底なのかを判断するのは非常に難しいですが、年初来高値からの落ち込み具合をみると私はいまが買いだ!!と判断しました。
買えました
なんか嬉しいです。昨日の終値が851円でした。850円でいれようか、853円で入れようか迷いましたが、もう底値だと思ったし数円差で買えないっていうのは悲しいと思ったのでちょっと853円で入れておきました。
ぐんと上がった
やっぱり読みがあたって購入できると嬉しいですね。私はクレジットカード狙いなのでこのままホールドです。