株式投資で勝つ確率は22%?負けないための失敗談

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2018年株式投資で儲けた人は22%

2018年に買った銘柄で、儲かっている人はわずか22%。買値からの損益率は平均でマイナス21%と、苦戦が目立つ結果となった。

株式投資で「儲けた人」と「損した人」は、どちらが 多い!? 2018年の運用成績や買って儲けた株&損した 株など、悲喜こもごもの個人投資家アンケートを公開

負けた理由の分析

私は株式投資歴15年ほどになります。トータルで勝っていたのですが、ここ最近のコロナショックにより大きく利益を減らしてしまいました。

冷静に負けている株の分析をしたいと思います。コロナショックだけではなく、しっかりと負けている株の分析を行ったうえで今後の教訓としたいと思っています。

将来性だけの楽天で失敗

メインの通販事業だけではなく、銀行や証券会社、Edyやポイント制度と金融も手広く行いM&Aも活発行っている楽天。

Edyと楽天ポイントファンの私は、2019/07/01 1,234.00 円で購入。株価がぐんぐん上がっていて、携帯事業参入などのニュースから株価がピークから少し下がったかなと思ったところで購入。さらに1,200円ほどで追加購入しました。その後もだらだらと下がり続けて、気づいてみたら、811.0円です。

株価も上昇していっているし、楽天は携帯事業も始めるから将来性もあると決めつけて買い増しを続けました。

PERを見たら防げた

楽天は将来性だけ先行していて、購入時点のPERは80倍ほどだったと思います。あほだったなぁ。

コロナショックで、かなり株価を下げているので、今の時点で購入するなら分かるけど、株価がアゲアゲで高値掴みの典型ののようにして購入してしまいました。

ただ、Edy/楽天ポイントを多用している私は楽天ファンです。LINEペイや、ペイペイなどソフトバンク系はちょっと信用できないなぁと思っているので楽天には頑張って欲しい。そんなところからこの先も手放す事はないと思います。

これだけ株価下げているので、ナンピン買いして取得価格を下げようか。だけど、これ以上深手を負うのは避けたいといったところで気持ちがウロウロしています。

株式投資をするときにはPERをしっかり確認する事。将来性だけの会社はニュースが出るとすぐに大きく下落します。安くなった時を狙おう。株価があげていくと「今買わなくちゃ買えなくなる」といった変な心理作用が起こる。冷静に指標分析しよう。せめてPERはどうなの?EPS推移どうなってる?みたいなチェックはしよう。

エリアクエスト優待廃止で失敗

決算予定だったエリアクエストのニュースを見ていたら、なんと優待廃止とか。

日本経済新聞
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。

優待発表されて、まだ5か月なのに廃止ってあるんだぁ。もちろん優待目的で買っていた人が離れてしまって後場は散々な目に。

配当性向に注目すれば防げた

1株益(円)
2015/6 6.4
2016/6 13.1
2017/6 11.4
2018/6 11.9
2019/6 11.8
2020/6 6.9(予想)

一株益の推移をみれば一目瞭然。2017の1株益は11.4円。これに500円のクオカードをつければ、どう見ても配当性向が高すぎです。これが長期間続けられるはずがない。配当性向30%未満で考えるべきでした。

株価同等に規模も小さい会社です。小さい利益しか産めない会社で、過大な配当は続けられるはずがないと考えるべきでした。株価が29円をつけていて、これが24円に下がった時に、あ、安くなったと思って買いに走って、その後もどんどん下がり続けるという結果に。

2019/6時点のキャッシュフロー
営業CF 381 ( 646) 本業で収益をちゃんと上げている
投資CF -164 (-309) 設備投資なども行っている
財務CF -362 (-201) 社債などの返済に充ててる
現金等 413 ( 558) 現金は少し減ってきている

今が底値だと思いますし、PER(実績) 6.84倍 03/24を考えると今ぶん投げるのも得策ではないなぁと思います。キャッシュフロー自体にも大きな問題は感じません。ただ、買いますには勇気がいるなぁ。

配当性向が高い会社、特に3%を上回る会社の株取得には気を付けよう。配当・優待目的でその株式を取得する際にそれが本当に持続するかをしっかり考察しよう。

アナリストの評価をうのみ新日本電工で失敗

経済アナリストが、今買うべき株式として取り上げていたのが、この新日本電工です。国策企業。絶対に上がる的な表現で書いてあったので思わずぽちり。だけど散々な結果になりました。

2017/10/30に1株480円で取得しました。今現在は、 137 (2020/3/24)円です。

連結経常利益は前年同期比48.6%減

新日本電工【5563】、今期経常を43%下方修正、配当も4円減額 | 決算速報 - 株探ニュース
新日本電工 <5563> が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比48.6%減の27.6億円に落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→23億円(前期は9...

業績の大幅悪化により、株価急落。

EPSの推移を見れば防げた

1株益(円)
2015/12 -96.8
2016/12 -0.8
2017/12 54.6
2018/12 16.1
2019/12 -97.2
2020/12 0(予想)

やっぱりEPSをしっかりチェックしておくべきでした。2017時点では業績いいのですが、2016,2015は大きなマイナスも記録しています。つまり業績が安定してない会社である事は明白だったんですね。

2017年の業績だけを見て、株価がぐんぐん上がっている時に、アナリストの評価をうのみにして購入してしまいました。高値掴みの典型です。

景気敏感株も、かなり偏った敏感株だったという事が分かります。

自己資本比率 63.6%

営業CF 2,890 ( 1,138)
投資CF -6,754 (-5,430)
財務CF 3,300 ( 4,025)
現金等 7,583 ( 8,252)

自己資本比率も高く、キャッシュフローにも問題がないので、こちらも景気が良くなって、株価が少しでも戻った時に売ろうかなと思います。

ただ、今年は配当もなくなって持っていてもしょうがない株式になっています。

アナリストの評価をうのみにするのは絶対やめよう。業績が拡大している事、PERが低くなっている事で割安の判断をして購入する事。

すかいらーく

連結経常利益は前年同期比48.6%減の27.6億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→23億円(前期は92.3億円)に42.5%下方修正し、減益率が56.7%減→75.1%減に拡大

業績悪化により急落

原田工業

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.0%→2.5%に大幅悪化した。

アベノミクスにのっただけ

ここ最近勝ち続けていたのは自分の実力ではなく、アベノミクスで株価が上昇していただけ。それを適当に買って適当に売って利益を出していただけなんだというのを痛感しました。


決算は分からない

決算は分からないものなんだなぁ。インターネット上でも探せるものでもないし。会社側が一方的に発表して衝撃を受けるって感じで。こんなに悪かったんだぁ。

優待改悪は簡単に起こる

クオカード目的で買っていたエリアクスト、まさか優待改悪するなんて。それも半年もたたずに。

今後の教訓に

初心に戻った感じです。そっかぁ。こんなに簡単に株価の急落ってあるし。たとえばサブプライムの時も急落で多くのエコノミクスとはそれを予見できなかったんですよね。

手は広げ過ぎないように

分散投資が定石だと思ってました。いろんな銘柄を買っていればリスク補てんになるって。だけど、手を広げ過ぎちゃうと、経済指標を追っかけるのは無理。

僕には仕事があって、全部おっかけるなんて無理です。

自分が精通した分野に

エリアクエスト。不動産だし、東京オリンピックまではいいかなって。それも人手不足の時のコンサル業、これは頼りになるだろうって思ってたけど、そんなに甘いもんじゃない。そこに裏付けが無いんです。勝手な想像で、こうだろうと思っているけど、その根拠が薄弱。

だったら、自分の仕事に関係ある分野の株を追った方がいい。

授業料として

今日はとってもいい勉強をしました。授業料は高くついたけど。僕の持っている銘柄で、買った時より上がっているのは1銘柄だけ。後は全部下げてます。面白いように。決算をまたぐって怖いってよく分かりました。決算は発表されるまでわかんないし。

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