株高は続くか?海外勢、日本株買い加速

2017/11/03 日本経済新聞 朝刊 3ページ

海外投資家の日本株買いが加速している。海外勢は10月第4週(23〜27日)まで5週連続で買い越し、この間の買越額は2・4兆円に達した。

株価が値上がりすると数週間から数カ月で持ち高を手じまうヘッジファンドと違い、長期投資家は数年単位で株を保有する場合が多い。保有比率の引き上げを決めると数カ月にわたって買い続ける傾向も強く、長期資金の流入は相場の持続的な上昇につながりやすい。
長期投資家が日本株を買っている理由は好調な企業業績だ。

この引用部分からいくと、今後も株高は続きそうな予想。この株高の根拠は、日本企業業績が好調な事にある。日経平均の予想PERは15.3倍。アメリカなどに比べると低い。

ゴールドマンサックス証券の方も、買い越し姿勢が当面続く可能性があうと話している。

国内勢でよく言われるのは、下落した局面で買おうというもの。特に個人投資家はそうです。私もその気持ちとても分かります。安くなってから買おうっていう意味ですが、これが働くと、ちょっと下げれば買いが入るので下げづらいって事です。

この記事でポイントになるのは

海外勢の買い越し
国内勢の売り越し

です。

つまり、この値を観察する事で、今後の動向が分かるという意味の記事になります。このまま上昇を続けるのか、下降に入るのかは、海外投資家売買を観察する事で潮目を読む事できるわけです。

海外投資家売買状況の情報を正確に読むためには、自分で情報元を収集した方がいいです。

日本証券取引所

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投資部門別売買状況

から、10月度東証一部の海外投資家売買状況を確認すると、

売り Sales 買い Purchases
法人 Institutions 16,036,919 17,369,773
個人 Individuals 47,686 38,060

単位 千円

なので、1,323,228千円の買い越しとなります。

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