自動車、航空産業、機械、医療、エネルギー、金属、化学、食料など、多岐にわたって事業を多角化している総合商社です。
利益割合として、金属・資源、次いでエネルギー・社会インフラ、化学の利益が大きい事が特徴です。

高配当が特徴
ここ最近では100株あたり、年間17円。配当性向は34.8%で、現在の株価2万5千円程度で、1,700円程度の配当がもらえるのは魅力です。ただ、来年は?

来年の純利益予想は400億円で、17.3月期と同じくらいの利益で、配当性向を30%と考えると9円~10円くらいになるのでしょうか。ただ、純利益見通しもコロナの影響により、どうなるか分からないので、未定です。
自己資本比率

26%
40%以上が優良とされる自己資本比率ですが、26%だと可もなく不可もなくです。
株主優待
双日は株主優待はありません。
業績

19.3月期までは順調に業績を伸ばしていました。今期は
- 米中貿易摩擦
- 中国成長の鈍化
- Brexitの迷走
- 中東情勢
- 新型コロナ
このような影響を受け純利益が減少している状況です。
流動比率
流動資産とは一年以内に現金化される資産で、流動負債とは一年以内に支払期限の到来する返済義務です。
161.4%
今のところ流動性に問題はありません。
キャッシュフロー

営業CF 405(965) ( 988)
投資CF -357(-422) ( -864)
財務CF -121(-749) ( -130)
現金等 2726(2,856) (3,052)
営業CFとは、本業による収入と支出の差額。前回の決算より半減しているがプラスは保っている。
投資CFとは、固定資産や株、債券などの取得や売却をした時の現金の流れ。
財務CFとは、キャッシュ(お金)の不足分をどう補ったかの指標。借金返済に努めている
現金等は微減
営業キャッシュフローはここ直近でもマイナスになる事がありません。
まとめ
来期も減益が予想されます。進んで買い増しするほどの材料はなく、かといって、会社が倒産するような憂き目にあう事もないかと。
今期も、業績が落ち込んでいく予想です。配当性向30%を見込んでいますが、減配は免れないのではないかと。となると、今買わなくてもいいのかなと思います。ま、持っている株式を手放す必要もないかと思いますが。