高配当めざすなら-三菱ケミカルホールディングスグループ

未分類

配当利回りがすごい、三菱ケミカルホールディングスグループです。最近株価が非常に低迷しています。事業内容 機能商品、素材で、化学製品の素材分野を幅広く手掛けている会社になります。

高い配当利回り

2019/5/22

株価 721.5円

配当40円/年

配当利回り 5.5%

例えば1,000株購入して1年間に4万円の配当。10年間安定的に配当が出れば合計40万円になります。

配当金支払いの株主確定基準日

期末配当金については3月31日です。
中間配当金については9月30日です。

株価700円近く

直近ですと、株価は700円を割り込んだ時もありました。なんと安い事か。できたら、買いまして安定配当収入を得たいのですが、安いものにはわけがあるはず。

のれん

19/3月末 6,488億円

すかいらーくののれんが、1460億円でかなり多く、減損リスクが騒がれ、決算のたびにいったん株価が下がるという事を繰り返していますが、三菱ケミカルはその4倍ののれんがあります。

2019/3月期 連結決算より

のれんとは

のれんとは、企業を買収・合併する際に発生するもので、被買収会社の純資産額と買収価格の差額として資産に計上されるもの。無形資産の一種である。

ただ、資産とはいえ、のれんは差額を会計的に計上しているものに過ぎない。理屈上は、被買収企業の将来的な収益力やブランド力を表したものとされるが、「仮想的」な資産である。

中略

いずれにしても、「のれん」は収益の評価いかんでは大きく毀損するおそれがある資産であり、最悪の場合、まったくなくなってしまう可能性もある。

注意!「のれん代」が大きい200社ランキング
収益に貢献しなければ一転「不良資産」になる

2019/3通期が減益

2019/3月通期が、コア営業利益が前年比17%減となっています。これが嫌気されているのでしょうか。

2019年3月期(2019年05月14日) 説明資料(PDF: 784kb) より

それにしても、当期利益2,167億円という大きなキャッシュを生み出している会社です。

業種別営業利益は、2018/3決算の時点で1位になっていて、もし、2019/3月期が減益なので1位の座は転落していても、営業利益上位に位置付ける会社です。

来期もコア営業利益は減額?

2020年3月期のコア営業利益は172億円減。前年比5%減の予想となっております。

2019年3月期(2019年05月14日) 説明資料(PDF: 784kb) より

巨額の収益を出しているものの、コア営業利益は縮小傾向というところが皆さん気になっているのかな。

つまり本業のもうけが拡大する期待があれば株価が上がり、もうけが縮小すると配当維持などにも影響出るので、この辺で下げてるんでしょうかね。

PER/PBRは

2019/5時点

PER 6.03倍

PBR 0.74倍

一応PER15倍以下なので割安だと判断される株価ですね。

業種別PERと比較しても、割安な水準です。業種別 化学:PER15.4倍 PBR1.3倍と比較しても魅力的な株価になっています。

タイトルとURLをコピーしました