FXを利用して、長期投資・スワップポイントによる稼ごうとしたときにどんな危険が潜んでいるのかを確認します。
絶対安全は有り得ん
メキシコペソについて、どのアナリストを見ても人口増加、内需拡大により安定的な国でありながら、金利が高くスワップポイントを長期で得るのに適しているという評価が多いです。
ただ、本当に危険はないのでしょうか？
いくらスワップポイントで稼いだとしても通貨が下がれば損失が出ます。
例えば、現在円高に振れ、ペソが切り下がっています。このため、-3,550円の損失を抱えており、累計スワップは、241で、損失を出している状態というのがあり得るのです。
私の場合、長期投資を目指しているので、レバレッジ1倍です。このため、ペソが想定外に下げても損失は少ない状況で済んでいますが、レバレッジをかけすぎていれば、下落のあおりを大きくくらうという事になります。
1倍にしといてよかった
経済動向として、下落要因は
対中貿易摩擦激化
この影響により、対ドルに対して円高が進行しています。
外国為替市場では円相場が1ドル=105円26銭まで上昇し、前日比1円超の円高に進む場面があった。
メキシコはアメリカに貿易で大変な依存をしており、アメリカ経済と密接な関係があります。このため、アメリカの経済要因に大きく左右されるのです。