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すかいらーく優待カードから考える、優待改悪の危険性

優待カードは3日ほどで届く

2018年6月基準日の優待カード届きました。

ホームページに9月14日発送したと記載がありましたが、うちに届いたのは9月17日でした。

発送日が知りたい方はすからーくグループのお知らせに掲載されるので参考にされてください。

残高の確認方法

こちらのサイトから残高確認可能です。

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こんな感じで株主優待カードの残高が分かります。

お店側から考えるメリット

今回、1枚500円ずつ使える割引券式の優待券から、500円単位で使える優待カードに変わりました。どのようなメリットが考えられるのでしょうか。

今までの優待券式だと、ネットオークションや金券ショップでかなり出回っていました。株主でなくても気軽に購入出来て、安くすかいらーくを利用できるという循環が出来上がっていましたが、今回の優待カード式だと、カード残高が分からないため売買しにくくなります。本当にその額面の金額が残っているのか分かりません。

ネットオークションでの流通をやめる

今までの優待券式だと、レジで500円ずつの優待券を1枚ずつ読み込んでいました。1万円の支払いがあると、20枚ずっとバーコードを読んでいく事になります。お客様が多い時には会計で列ができるし、レジ担当のバイトの方にも負担です。

人的コストを減らす

優待廃止のシナリオ

優待廃止はないと思います。

優待カード1枚ずつの残高照会機能を作るのにもかなりコストをかけています。クラウド上のサーバに照会して、PC,スマホWebからアクセスさせたり、バーコードを利用して店側で処理した時に残高を減額させる機能、発行時1枚ずつ重複ないようにカード番号を作成して残高をつけていく処理などを考えても数千万円からの投資でしょう。すかいらーくグループ全店舗にこの優待カードを使えるシステムを展開するのにもかなりのコストがかかっているものと思います。

優待廃止を考えているのであれば、これだけ思い切ったシステム投資はできないと思います。

今後の優待はどうなる?

優待廃止はないとしても、今後業績が悪くなるとどうなるでしょう。収益を圧迫する、配当・優待にも見直しが入ります。

第一弾

配当の減額・廃止

現金の支出が一番収益を圧迫するので、配当を減額する方向で利益を確保します。

第二弾

優待条件の変更

優待で支払いにあてる原資は3割程度と言われます。(食材や人件費にかかる費用)優待の額面分の費用はかからないという事です。また、500円ずつの割引としているところもミソで、少なからず、1回の来店により、500円未満の現金収入が入るものと思われます。株主満足度を下げずに収益の改善をしたい場合は、現金に直接かかわる配当減配に手を付け、その後優待に回ってくると思います。

まず考えられるのが、優待基準日です。2期、もしくは3期以上保有者に対する優待です。長期保有を促し株価を安定させる方策に出ます。今まで持ち続けている個人はこれで離れにくくなります。もしかしたら、第一弾の配当減配の前にこちらの施策を打つかもしれません。

第三弾

優待減額

その次が優待減額です。

あくまで、業績が悪化し、配当・優待も見直さないと経営収支が合わない、株価維持よりも経営存続しなければならないといった時に起こる事の予想です。

 

hanako

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